レシピ通りの時間、火加減で焼いたのにシワができちゃう
暑い暑い夏。
皆さん体調いかがですか?
これだけ暑いとパンの発酵速度がとても早いですよね。
冷蔵庫発酵のおうちパン。
一晩待たずとも、2倍になっていることがあると思います。
そんな時は丸め直しをして、ガス抜きをしてくださいね!
さて、皆さんは
「フライパンパンが焼けたけどシワシワになっちゃった」
という経験ありませんか?
シワができてしまった基本のフライパンパン
冬は問題なく焼けていたのに、暑くなってきてから綺麗に焼けない。
レシピ通りの時間、火加減で焼いたのにシワができちゃう。
このシワができる現象は、【焼き縮み】といいます。
主な原因は、
・発酵過多
・水分が多い
・焼成不足
・ガスが均等でない
と、色々なことが関係してきます。
暑くなってから綺麗に焼けなくなった
暑くなってから綺麗に焼けなくなったという方、それは【発酵過多】が原因かもしれません。
常温で置いていてもむくむくと活動を続けるイースト達。
そんな状態でフライパンを加熱して活動を後押しすると、生地はどんどん発酵が進みます。
発酵過多になると、生地が緩み過ぎた状態になり、熱によって膨張した水分やガスを保持できずに生地の外へと逃げていってしまいます。
その結果、膨らまずにしぼんでしまいます。
コンロで焼いているところ
最初にフライパンを温め過ぎると、生地の発酵が早く進みます。
この焼き縮みでお悩みの方は、最初の火入れ時間を調整してみてください。
時間を調整してもシワができてしまう場合は火加減も見てみてください。
火加減を調整してもシワができる
次に考えられる原因は【ガスが均等でない】。
空気をしっかりと抜いておかないと最後まで空洞が残り、その空洞が焼いた後にしぼむ(シワができる)原因になる時があります。
ガスが綺麗に分散されていれば、空洞ができることはありません。
丸めや成形できちんと作業されていない時に起こります。
失敗は成功の母
フライパンパン、何度も私は失敗しています。
どうして焼き縮みが起きてしまうのか。
どうして生焼けになるのか。
でも失敗の原因がわかれば、次の成功に繋がります。
シワのない基本のフライパンパン
コロンとした可愛いフライパンパンを目指して、皆さんも一緒に焼いていきましょう!