【防災パン】で防災意識を変える

コラム

おうちパン考案者 吉永麻衣子先生の【防災パン】をご存じですか?

きっかけは2018年7月。
広島県の豪雨で被災された方から麻衣子先生宛に届いた一通のメールでした。

「パンが食べたい」と言う娘さんのため、行動を起こしたお母さん。

それに応えた麻衣子先生は、秤がなくても作れるようにグラム表記ではないものを公開してくれました。

「知っている」と「一度作ったことがある」

防災パンとは・・・

カップ(紙コップなど)で計量し、
ボールや袋などその時にあるもので生地をこねて、
フライパンで焼く。

そんな究極に、必要な工程だけを残したパン作りです。



だだ「知っている」と「一度作ったことがある」

この差はとても大きいと思います。



私も防災パン講座に参加するまで、防災パン焼いたことがありませんでした。

体験して初めて、
「これは、知っているだけではだめだ。
 作ったことがないと、いざという時実際に焼けない」

想像だけではいくらでもできます。
なんとなく、このくらいかな、それでも一応パンにはなるでしょう。

でも被災した時、いざという時、
せっかく作って家族やみんなと食べるなら、美味しいもの、食べたいと思いませんか?

防災パン講座に参加

防災パン講座

前述した通り、私は防災パン講座に参加するまで防災パンを焼いた経験がありませんでした。

同じおうちパンマスターの川瀬明子さんと、堀まどかさんの防災パン講座に5月に参加しました。
参加者の皆さんもおうちパンマスターさんです。


パン作りではいつも秤で計っているため、紙コップで粉も水も計るなんて…
不器用な私にもできるんだろうか?と。

不安まみれで参加した講座。

講師をしてくださった川瀬明子さんはとても丁寧に詳しく、
美味しい防災パンを焼くポイント、実際に被災した時を想定した作り方を教えてもらいました。

食べること=生きること

防災パン講座では、堀まどかさんがパッククッキングを教えてくださいました。

鯖カレー

こちらも初体験。
この時は、袋が破けて作った鯖カレーが飛び出るハプニングに見舞われました(泣

その経験があったからこそ、こうするとうまく出来ないのだ、ということを学ぶことができました。



まどかさんからは【非常食の考え方】を教えてもらいました。

食べること=生きること

ただ単に備蓄をするよりも、これを意識するだけで、日常が変わってくるのだと気付きました。

温かい食べ物は、お腹を満たすだけでなく、心も満たしてくれると思っています。

大切な家族と自分を守る

防災パン講座でご一緒させて頂いた皆さんが普段されていることも、とても参考になりました!

お風呂のお湯抜いてたな…
いざって時に使い方や、非常食の食べ方わかんないかも…
お水の置く場所を変えよう…

お話を聞きながら自分のことも振り返り。



講座が終わったあと、ふと箕面市のカレンダーを見たら防災カレンダーでした!
普段ゴミの日チェックしかしてなかったけど、ここにめっちゃ情報がありました。

箕面市は山が近いし、川もあります。
自分の家は避難所に行くのか、家で待機するのか、防災マップで確認もしました。

他府県の行政ホームページを見て、パッククッキングレシピを調べて実際に作ってみました。
普段の味付けを被災時にも作れたら、家族はほっとするだろうな…と考えました。



知ってるだけ、持ってるだけで終わらせない!

防災に対する意識が、以前よりも深まりました。

いざという時に備えた【防災パン】をぜひ一度、皆さんにも焼いてみて欲しいです。

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